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データという宝の山

公開日: 2022年9月5日

経営者の皆様は「自社の業績を向上させるために何をどうしたら良いか?」と常に考え、PDCAサイクルを回し続けていると思いますが、2~3回転もすると新たなアイディアが出てこずに同じような取り組みの繰り返しになりがちです。

このような場合に、従業員や取引先の意見を聞いてみると全く異なる視点から斬新な意見がもらえることがあります。また、旅行など非日常的な時間や空間に自分を置くことで斬新なアイディアが閃くことがあります。今回はそのような方法ではなく、自分の日常の中でできるヒントの見つけ方をご案内いたします。

それはズバリ同業他社と自社の財務状況を比較し、自社の強みと弱みを分析し、SWOT分析などにより改善点を見つけるということです。


そのためには同業他社の財務状況が分かるデータを入手する必要がありますが、以下のような入手方法があります。

①上場企業と比較したい場合

比較したい企業のHPに【株主・投資家向け情報】又は【IR】という場所に「決算短信」や「有価証券報告書」が公開されています。

②中小企業と比較したい場合

製造業、小売業、サービス業といった大まかな分類の数値と比較であれば、インターネットの検索により入手できるもので良いと思いますが、より具体的な改善点を見つけたい場合には、同一業種とのデータ比較が必要となります。

インターネットの無料の情報ではそのようなデータを得ることは難しいと思いますが、当事務所ではお客様に限り、以下のTKC経営指標(BAST)の詳細なデータを無料で提供しています。

・「TKC経営指標」(BAST)

・「月額役員報酬・役員退職金」(Y-BAST)

・「中小企業の賃金指標」(賃金BAST)


中小企業の賞与の水準を知りたい等、比較したいデータを探すお手伝いすることも可能ですので、お困りのことがありましたら監査担当者までお申し出ください。


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