お知らせ
産後パパ育休について
2022年10月から「産後パパ育休(出生時育児休業)」「育児休業の分割取得」が施行されました。
「出生時育児休業(産後パパ育休)」の概要
育児のスタートとなる大事な出産直後に、男性育休を取りやすくするための制度です。 出産日から8週間以内に、4週間の育休を取得できます。計4週間を2回に分けて取得することもできるため、「長期間休むことが難しい」、「繁忙期に重なってしまう」という場合でも、取得しやすいように配慮されています。
「産後パパ育休」の期間中は、育休取得日数の半分を上限に、仕事をすることも認められます(労使合意が必要)。「育休中の収入が厳しい」という場合には、家計としては収入の上乗せが望めます。また、在宅ワークが普及する中で「育休中でもある程度、仕事ができる」という形なので、いままで男性育休を取得しにくかった職場でも、育休を取得しやすくなることが期待されます。
また、今回の改正で原則1回だった取得回数について、2回の分割が可能になりました。
夫婦交代での取得を可能にすることが主な目的で、出生時育休(産後パパ育休)と併せると男性側は最大4回に分割した育休取得が可能です。
男性の育児休業取得率の政府目標は2025年に30%。今回の改正により、男女問わずワークライフバランスのとれた働き方、休み方ができる社会になることが期待されます。(S.M)