お知らせ
児童手当が拡充されます
公開日: 2024年8月19日
2024年10月分より、0歳から2歳まで1人15,000円、3歳から高校卒業まで1人10,000円の児童手当が拡充されます。第3子以降には3万円が支給される予定です。所得制限や年齢制限も緩和され、支給回数も年3回から6回に変更することで、24年12月に前倒し支給することが決定しました。少子化対策のひとつとして「児童手当の拡充」が進められている一方、16から18歳の子どもがいる親が対象の扶養控除の縮小が検討されています。現行制度は、0歳から15歳までの子どもには児童手当、16歳から22歳の子どもには所得税・住民税の扶養控除による税制優遇を設けていす。
扶養控除がなくなると、納める税金(所得税・住民税)が増えます。そのため、児童手当の受取額が増えたとしても、年収などによっては、実質の手当額は少なくなる可能性があります。扶養控除の廃止あるいは引き下げに関しては、2024年に結論を得ることとされているため、子育て世帯の人は、扶養控除や児童手当に関する議論の動向に注意したいですね。