お知らせ
こども誰でも通園制度
公開日: 2024年10月7日
親の就労に係わらず、生後半年から3歳未満のすべてのこどもを、希望すれば預けられる制度を実施に向けて検討していることをご存じでしょうか。
全ての子育て家庭を対象にした保育の拡充が目的で、「孤立した育児」の支援対策の一つです。
令和5年度より、31自治体でモデル事業として検証運用され、令和6年度も115自治体で試験運用の予定です。
石川県では現在試験運用している自治体は、七尾市と津幡町だけですが、令和7年度には法的に位置づけ、令和8年度からはすべての自治体で本格実施をめざしています。
未満児のお子さんがいて、一人で育児をすることに限界を感じ、保育園に預けたいから働きに行かなければいけないな、などと考えられている方は、この制度を利用できるかどうかお住いの自治体に問い合わせしてみてもいいですね。
時間は月10時間(予定)となっていますので、毎日預けられるわけではありませんが、リフレッシュしたり、保育士などの専門家と接する機会ができるので一人で悩まず、気楽に相談できます。
保育士不足等の問題がまだ解決されていませんので、令和8年度にすべての自治体がこの制度に取り組めるのかどうかはまだ未確定ですが、その方向で国は取り組んでいます。
就労証明書がなくても、こどもを気軽に預けられる社会になれば、子育て家庭には大助かりですね。