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今年の冬の天候は?

公開日: 2024年11月4日

​11月に入り、気温もやっと秋らしくなってきました。

紅葉シーズン真っ只中ですが、11月7日は立冬であり、暦の上では間もなく冬が訪れます。

 

昨年の冬は暖冬ということで積雪も少なかったように思いますが、今年の冬の天候はどのようになるのでしょうか。

10月22日(火)に気象庁は11月から来年1月までの3か月予報を発表しました。

気象庁によると、これまでの高温傾向は徐々に落ち着き、この冬は全国的に平年並の寒さとなる見通しです。

また、北日本日本海側の雪は、平年並か多くなる傾向になっています。


11月は寒気の影響が弱いため、平均気温は東日本や西日本、沖縄・奄美で平年より高く、北日本で平年並か高い予想です。

ただ、段々とラニーニャ現象時の特徴が現れるようになります。

ラニーニャ現象とは太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続く現象です。

ラニーニャ現象が発生すると、日本付近では冬の西高東低の気圧配置が強まり、寒気が南下して気温が低くなり、大雪になる傾向があります。

低気圧が北日本付近で発達しやすいため、荒れた天候になりやすく、平年よりも寒くなりやすい特徴もあります。


12月以降は北日本、日本海側で低気圧の影響を受けやすく、降水量・降雪量ともに平年並か多い見通しになっています。

また、東日本や西日本を中心に冬型の気圧配置が強まる時期がある見込みです。このため、北陸など東日本日本海側の降水量は平年並か多くなる予想になっています。

 

暖冬だった昨年と違い、今年は冬らしい天気となりそうです。

体調管理をしっかり行い、早めに雪への対策を行うようにしたほうがよさそうですね。

 

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