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年賀状のお年玉に当選したら!?
今年も残り1ヵ月となりました。そろそろ年末年始の準備を始める方もいると思います。電子メールやSNSの普及や郵便はがきの値上げもあり、今年は年賀状を出そうかなやんでいらっしゃる人も多いを想います。日本郵便が発行する年賀状用の郵便はがきですが、通常の郵便はがきとは異なり、お年玉くじが付いているという特徴があります。お年玉付き年賀はがきの1等の賞品には現金30万円などがあり、元日に届く年賀状の楽しみの1つにしている人もいるでしょう。 さて、もし1等30万円に当選した場合、税金はどうなるのでしょうか。
お年玉付き年賀はがきで当選した賞金品は一時所得です。一時所得の金額は、「一時所得の総収入金額」から「その収入を得るために支出した金額」と「特別控除額(最高50万円)」を引いて算出します。この一時所得の金額が50万円を超えていれば所得税がかかる可能性があります。納税額は、一時所得の金額の2分の1に相当する金額を、他の所得額と合計して総所得額を求めたうえで算出します。
一時所得には「特別控除額(最高50万円)」があるため、「一時所得の総収入金額」から「その収入を得るために支出した金額」を引いた金額が50万円以下ならば、税金はかかりません。一時所得がお年玉付き年賀はがきの1等30万円のみであれば、所得税は非課税ということになります。
税金のことは、当選してから考えるとして、1枚でも年賀状が届いた方はしっかり当選番号を確認したいですね。