お知らせ
冬の健康
公開日: 2025年2月10日
冬季鬱(とうきうつ)という言葉はお聞きになったことはありますでしょうか。
冬季鬱は、特に日照時間の少ない冬場に発症しやすい気分障害です。主な症状は気分の落ち込み、過眠、過食(特に炭水化物)、倦怠感、社会的な引きこもりなどです。原因としては日照時間の減少によるセロトニン不足やメラトニン増加、ビタミンD不足などが考えられます。
【対策・予防】
①光を積極的に浴びる朝日を浴びる(起床後30分以内に窓際で日光を浴びる)
屋外での活動(曇りの日でも外に出るだけで効果あり)
② 運動をする
1日30分程度のウォーキングや軽い運動を取り入れると、セロトニン分泌が促される。
③栄養バランスを意識する
規則正しい生活を心がける(バナナや大豆由来食品、アーモンド、ナッツ、青魚、サーモンなどを積極的に摂る)
少しの時間でできることであったり、食生活を気にしてみることで予防ができます。
もし、ご自身や周りの方が冬季うつの症状を感じている場合は、無理せず早めに対策を取ることが大切です。
北陸の厳しい冬を、体調管理しつつ、乗り越えましょう。