お知らせ
お米の価格上昇に向き合う暮らしの工夫
5月も後半に入り、田んぼに苗が並ぶ風景があちこちで見られるようになりました。田植えの時期もいよいよ終盤。初夏の陽気の中で、人の手と自然が一緒に作り出す風景に、季節の変化を感じます。
機械化が進んだとはいえ、自然と向き合う作業はやはり大変です。お米一粒一粒に込められた労力を思うと、日々の食事への感謝の気持ちが深まります。
一方で、日本国内のお米の価格が上昇し、多くの方がその影響を受けています。燃料や肥料の高騰、気候の変動、農業の担い手不足など、さまざまな要因が背景にあります。日々の暮らしに直結する「ごはん」の値上がりは、世代を問わず気になるところかもしれません。
ですが、お米は日本人にとっての主食であり、文化でもあります。こうしたときだからこそ、少しの工夫で家計と健康のバランスをとりながら、美味しくごはんをいただきたいですね。
☑暮らしの中でできる、ささやかな工夫
・スーパーやネットで「今月のお買い得米」を探す習慣をつけておく
・雑穀やもち麦でボリューム&栄養をプラス
・冷凍ごはんを活用してフードロス削減&時短
・ふるさと納税で美味しいお米を実質負担ゼロで確保
田植えの風景を見ながら、「誰かが大切に育ててくれているから、今日も食卓にごはんがあるんだな」と思えるこの季節。日々の忙しさの中でも、ほんの少し立ち止まって、食と暮らしを見つめ直してみてはいかがでしょうか。