お知らせ
熱中症対策に気をつけたい「ペットボトル症候群」
6月に入り、昼夜問わず暑い日々が続いていますね。
そこで、気をつけておきたいのが「熱中症対策」ですよね。令和5年の熱中症による死亡数は全国で、1651人も亡くなられているそうです。出典元:厚生労働省「都道府県別にみた熱中症による死亡数の年次推移」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/necchusho23/index.htm)
ですが、「熱中症対策」をやりすぎると「ペットボトル症候群」になる恐れがあるのです。
「ペットボトル症候群」って何?
熱中症対策としてこまめな水分補給が必要になりますが、その時に気をつけたい「ペットボトル症候群」という症状があります。
正式名称はソフトドリンクケトアシドーシスといい簡単にいうと急性の糖尿病です。
原因:短期間に清涼飲料水(ジュース、スポーツドリンク)やアイスクリームを大量摂取することにあります。
症状:激しい喉の渇き・多尿・倦怠感から始まり、悪化すると意識が朦朧とし昏睡状態に陥ることもあるようです。
10代から30代の若年層に多く見られ、肥満傾向にある方が特にリスクが高いとされています。
では、どのように対策していくのか。
①糖分を多く含む飲み物を避け、水やお茶を選ぶこと
②喉が乾く前にこまめに水分補給を行う
③コーヒーやアルコールの摂取を控える
④規則正しい食事を心がける
⑤暑さ対策の工夫を取り入れる
ことが挙げられます。
最後に
暑い夏を健康に乗り切るためには、適切な水分補給が欠かせません。ですが、糖分が多い飲料の過剰摂取のリスクを理解し、上記の対策を講じることが重要です。水や無糖のお茶を中心に、糖分控えめの水分補給を心がけ、健康的に夏を過ごしましょう。