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決算期は変更できる?

公開日: 2025年10月13日

担当しているお客様から、決算月は変えられるの?との問い合わせを受けました。

答えは「YES」で、一定の手続きさえ行えば簡単に決算月は変更できます。

節税対策、資金繰り、繁忙期なので時間に余裕のある月に変更したい、といった変更理由で問題ありません。

ただし、変更しようとするタイミングによっては、短期間で決算申告を行わなければなりませんので、その分の手間とお金がかかります。

例えば、3月決算から7月決算に変更しようとする場合、

3月決算月(従来の決算)⇒5月申告・納税

7月決算月(4~7月の4ヵ月で決算)⇒9月申告・納税

となります。

1年以内に2回決算を行うことになりますので、申告の手間や納税、税理士への報酬支払などが例年よりも追加で発生します。

 

決算月変更の手続きは、

株主総会にて決議を行い、議事録作成

定款の決算月の書換

税務署、県税事務所、市役所に「異動届出書」を提出

となり、煩雑な手続きは特にありません。

法務局への登記も不要です。

 

決算月を変更することは可能ですが、税務上の調整等もありますので、本当に決算月を変更した方がいいのか、慎重に検討をおこなう必要があります。

 

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