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はじめてでもわかる!融資の種類まとめ

公開日: 2025年11月3日

会社やお店を運営していると、「今ちょっと資金が足りない」「新しい設備を導入したい」など、お金が必要な場面があります。

そんなときに頼りになるのが「融資(ゆうし)」です。
でも、融資にもいくつか種類があります。ここでは代表的なものを簡単に整理してみましょう。


① 運転資金の融資

日々の事業を回すためのお金。
仕入れ代金・給料・家賃など、日常の支払いに使います。

🕐 期間:短期(1〜3年程度)
📘 例:「売上の入金が来月だけど、仕入の支払いが今週ある」

② 設備資金の融資

機械や車両、店舗の改装など長く使う設備を買うためのお金です。
将来の売上アップや効率化のために使います。

🕒 期間:中〜長期(5〜10年程度)
📘 例:「新しいショベルカーを導入して仕事を増やしたい」

③ 創業資金の融資

これから事業を始める人が利用する融資です。
開業準備や初回の仕入れ、保証金などに使えます。

🏢 主な貸し手:日本政策金融公庫・信用保証協会付き融資
📘 例:「カフェを開業したいが、資金が少し足りない」

④ 保証協会付き融資

銀行が貸したお金を信用保証協会が保証してくれる仕組み。
もし返せなくなった場合、保証協会が一部を肩代わりします。
そのため、創業まもない会社や小規模事業者でも借りやすいのが特徴です。

💬 メリット:借りやすい
💬 デメリット:保証料がかかる

⑤ プロパー融資(単独融資)

銀行が自分の判断だけで貸す融資です。
保証協会を使わないため、スピードや条件の自由度が高い一方で、審査は厳しめです。
信頼関係のある企業や業績の良い会社向けの融資です。

💬 メリット:保証料不要・条件が柔軟
💬 デメリット:信用力が必要

最後に

融資は「借りること」ではなく、「事業を育てるための道具」です。
自社の状況に合った種類を理解して上手に活用すれば、資金繰りの安定や次の一歩への投資につながります。
無理のない返済計画を立て、金融機関との信頼関係を築いていくことが、長く強い経営の第一歩です。

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